第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

昨日はオープンキャンパスに参加するために蘇我まで遠出。稲毛駅、快速ホームは思ってたより人がいた。息苦しくなりそうなくらいの人。私の背中側のホームに空っぽの東京行きの快速が到着するとまるで吸い込まれるように、ホームの90%の人がそれに乗り込む。無人だった車内が人で埋まるのは、なんというか、異様な光景。恐るべき東京パワー!! 普段乗り慣れていないせいで、行きの千葉駅での乗り換えで迷う。「訊くは一時の恥、訊かぬは一生の恥」と自分に命じて駅員に訊いたが、駅員はなぜが何かもの言いた気に私を見ていた。何で? 確かに中学生くらいには見えるかもしれないが、中学生がものを訊くのがそんなに珍しいか? 普通だと思うのだが……今も謎である。
スクールバスはかなり混雑していた。まだ余裕のある通勤ラッシュの電車内といった感じ。腕力が弱いため、吊り革を摑む右手が痛い。9分が長かった。10時10分頃、全体説明会開始。学部長が挨拶する。前日は今日の天気の事が気になって、深夜まで天気予報を見ていたそうで、なるほど、目が充血していた。そのせいか、今日の晴れを喜ぶ。雨でなかったので、私も嬉しい。続いて学科長が挨拶。心理学科長以外の話は、あまり自分には関係ないので忘れてしまった。心理学を読心術と思っている人が多い、彼が話し出す。実は私もそう思っていたのだが、実際勉強してみるとその期待はかなり裏切られるらしい。あとはあまり覚えていない。背の高い、神経質そうなおじさんだった。
資料展示コーナーにて、持ち前の厚かましさを発揮して、「ご自由に〜」の資料は受付で貰った紙袋に片っ端から入れる。元々交通費以外はほとんどタダなのだが、元を取らねば、と思う。そのコーナーも凄い混雑。皆、考える事は一緒らしい。近い所から攻略していこうというわけだ。12号館を出て、2号館へ向かう途中、知らない女の子に声をかけられる。迷いそうで心細いから一緒に見て回ろうと言う。彼女の名前はYちゃん(仮名)。自称、方向音痴。彼女とはそこで一旦別れる。各々が興味のある出し物を見るために。
2号館1階の受付で性格検査実験の予約用紙と案内を貰った。まだ時間があるので3階の体験コーナーへ行く。2-302の窓際に各年齢用の知能テスト用具が並んでいた。近くにいたお姉さんが解説。なんか見てるだけではつまらないので、実際にやってみたくなる。わたしの知能指数ってどれくらいなんだろ……。成人用のテスト用具からお兄さんに変わる。「“無尽蔵”の意味、わかります?」と訊かれて、「“際限なく”ですか?」と答えると「あっ、凄いなあ」と感激。私も嬉しかったが、後から考えてみると、なんだかおだてられていたような気がする。同じお兄さんが鏡映描写をやって欲しそうな素振りをみせる。“鏡映描写”とは鏡を見ながら2本の線の間を黒い点から同じ黒い点の間に線を引くというもの。さらにそれが星型というのだから、かなり難しい。普通は繰り返していくうちに、学習して早くなっていくのだが、私の場合は3枚中2枚目が1番早かった。「僕が話してたから、集中力が切れたんですね」とお兄さん。多分、あなたのせいです。箱庭とコラージュが面白かった。私が2-301コラージュコーナーの席に着くと人がどんどん出て行く。……疎外感。コラージュ制作中、性格テストの事を思い出す。「まあいいか」とつぶやいて、そのまま続行。なかなかいい出来だと思った。もちろん、予約時間には間に合わなかった……。
2号館を出てYちゃんと待ち合わせた場所に行く。しかし、彼女は見当たらず。時間がもったいないので、7号館パソコン体験コーナーへ行く。大学に関するクイズに、ホームページを見て答えた後、ホームページ内を散策。みずほ台キャンパスの図書館の方が、森博嗣の著書がたくさんあるという事実を発見する。腹が鳴ったのが恥ずかしかった。
やっぱりYちゃんがいない。腹の虫がうるさいので、学食のある11号館を目指す。しかし、柄にもなく迷う。ようやく着いた食堂にはあまり人がいない。嬉しい。「こんな所でとんこつラーメンにお目にかかれるとは……」と食事中、考えていた時、ふと模擬授業との事を思い出す。間に合うか心配。のんびり目に来たわりには2分オーバーで12号館に着く。授業風景を学部長がドアの外から見ていた。彼にレジュメ(授業で使うプリントの事か?)とメモ用紙を貰って、参加。教える人によって雰囲気は異なるのだろうが、充分参考になった。授業中、ふと紺色のセーターを着たポニーテールの女の子の姿が目に留まる。2人いたので、どっちがYちゃんだろうかと考えたが、答えは出ず。実は、短いポニーテールの方が彼女だった。その後、彼女の用事につき合って、蘇我駅行きのバスに乗る。バス内で色々話をする。やはり「類は友を呼ぶ」だ。しかし、私より彼女の方が社交性がありそうだ。千葉駅の1階で別れる。この時、名前を訊く。きっともう会う事はないだろうが……。