『国売りたもうことなかれ 論戦2005』

国売りたもうことなかれ 論戦2005

仲間内で言うところの「政治の本」というやつである。
著者は新聞社支局長、記者、ニュースキャスターを経て、現在はフリージャーナリストである櫻井よしこ女史。この本自体、読売新聞の書籍広告欄に載ったし、今年の８月か９月頃にはテレビにも出ていたので、既に知っている方も多いのでは。
この本は書き下ろしではなく、著者がいくつかの雑誌に掲載した記事をまとめたものである（加筆・修正もされてる……のかな？）。言うまでもなく、現在日本が国内外に抱えた多くの問題に関するものだ。

正直面白い。もちろん、意見が対立するところもあるわけだが、大いに勉強になった。まあ、ある程度当たり前の事が書いてあるといえばその通り。