この紋所が……

目に入らぬかっ！　……っても私が見せつけるのは葵の御紋じゃありませんが。じゃあ、何か？　と言われればこう答えるさ「若草だよ……」（ここまで読んで意味がわかったヒト、凄いっ！）と。
行ってきたよ、運転免許センター。なんか対応が悪いと評判の区役所よりも殺伐とした雰囲気が漂っていて、一瞬気が滅入りかけたわ。まず何をすればいいのかさえわからんかったし（教習所で卒業証明書貰う時に一緒に受け取る本免学科の受け方案内が、私の場合は福島県警免許センターのものだったので……）。やっと貰った申請書も何をどこまで記入するのかわからなくて……と迷っていたら、唐突におじさん（一体どこから現れたんだ）が「あと、こことここを書けばいい」とかアドバイスしてくれて。相槌を返しつつ「何者（なにもん）だ？」と思っていたら左胸元の“免許課”の文字が飛び込んできて。そのおじさん、免許センターの人でした。それにしても、よく見てるな。
……さすが、いざとなったらどこまでも厭味ったらしくなる警察が作る問題。いや、難しくはないんだけど、95問もあるとやっぱ答えるのがめんどくさくなってくる（同じマークシートでも、教習所での紙の模擬問題は50問だった）。60問をすぎたあたりで「うへぇ、もう帰りてぇ……」とか思った(苦笑)　しかし……読み方次第でどうとでもとれるような、玉虫色の設問はやめてほしいよな（向こうさんはそれが狙いなのだけど）。さすがは首都圏の本免試験問題……と言いたいところだけど、そうかと思えば福島の教習所でやった模擬試験の内容と一言一句違わない設問もあったり。何じゃこりゃ？(笑)　−−80問をすぎたあたりで、模擬試験でもやっているかの気楽さで楽しく問題を解いている自分がいる事に気がついて驚いたね。
……うっあ、受かったぁ〜。前の受験番号が点灯しなかったから、続けてこのまま自分の番号も点灯しないんじゃないかって焦ってしまったではないか。特にヘンな設問（６〜８問くらい？）はそれなりに悩んだから余計だよ……。今までのどんな受験でもこんなにドキドキした事ないよ(何)　今回は合格率80％だそうで。皆さん優秀ですね、とかお世辞言われても嬉しくないやい。
ああ、そうだ。行きでやっぱりやりました、降りる駅間違えたの。１つ前の駅で降りてしまって、ホームから喜び勇んでエスカレーターを上がりきったら、反対側のエスカレーター脇の狭い柱みたいな壁に「運転免許センターは幕張本郷駅で降りて下さい　駅長」って張り紙が。しょーがないから１本早い電車で来てしまったかのような振りして、またホームまで戻ったのでした、ちゃんちゃん。……お後がよろしいようで。