第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

お待ちかね、千葉工大学園祭れぽーと。

なお、文中の時刻についての言及は「これくらいだったろう」という程度のものなので、あくまで目安として読んで下さい。刑事ドラマじゃないんだからある出来事がいつ起きたかなんていちいち時計見て確認してられるかYO!


○プロローグ○
11時にぴろしき氏と津田沼駅で待ち合わせ。だが、家を出たのは10時半頃。稲毛駅までチャリを飛ばしても20分。駅で快速を捕まえたとしても15分かかる。やばい、間に合わない! ……というわけで言うまでもなく遅刻しました。とほほ、ごめんね。


○11時15分〜13時
迷わず(私の)第一目標である「TRPG研究会」へ直行する。いや、これがなんとも予想以上の客の入り。一瞬だけ入るか否かを躊躇した。が、受付のテーブル上に置かれたCD(中身はTRPGリプレイ)に誘引されて入室。最初に通されたテーブルで「モンスターメーカー(カードゲーム)」をやる。同じテーブルには私とぴろしき氏の他にお父さんと彼の息子(小学校低学年くらい?)。どういうわけかこの少年のカード運が良く、彼の1人勝ちとなる。同じメンバーで、続けて「ブロックス トライゴン」をプレイ。もともとルールが単純なのでさくさくゲームが進み、見事私の勝ちとなる。嬉しい。
次に、隣の(?)のテーブルで行われていた「シャドウハンター」をプレイ。基本的にボードゲーム系は初めてのものが多い私。最初はルールがうまく呑み込めずにひとりヘコむ。このゲームでは勝てなかった。少し悔しい。むー、腹の探り合いをするゲームは、結構得意なんだけどなー。

○13時〜15時
時間が過ぎるのは早いものでお昼の時間を過ぎる。1度「TRPG研究会」を抜け、昼飯を探す事に。もっとも、最初からどこ行くかは決めてあったのだが。そんなわけで千葉工大合気道部が出店する「燃えよお好み焼き」へ。道着姿の人いるかな〜、と期待したがいなかった。そしてさすが(?)合気道部。店員が目の前でいきなり型をとり始めたりしていた(パフォーマンスではない)。……え? どうしてわざわざ合気道部の店に行ったかって? それは実に下らない理由なので、わかる人だけわかってくれ。
寒い屋外(お好み焼き屋の真ん前)で暖かいお好み焼きを食べつつ、ぴろしき氏に去年の「TRPG研究会」の冊子を見せる。が、それをごく自然な動きで鞄にしまおうとする氏。しまうなしまうな。それ1冊しかないんだから。
と、ある事に気づく。
「そうだ、演武やってるんだった」
合気道といえば演武。が、見る事は叶わず。なぜかと言えば、開催時間が10:30〜12:00だったからだYO! まあ、素人の我々が見たところで「凄い!」と思いこそすれ、それがどれだけ“素晴らしい”のかは評価のしようがないけれど。
昼食後、工大に通っている中学の友人(以下友人A)と落ち合い(というよりは呼び出し)、500円玉を崩してくれ、と頼む。もちろん、それだけのために来てもらったわけではなく、時間があったら校内を案内して欲しいな〜、という淡い期待を抱きつつの行為。が、あいにくにも仕事中*1なので、15時になったら模擬店が閉まるだろうから茶道のほうに来て、と言われる(友人Aはサークル2つに加えて学園祭の役員をかけ持ちしているのだ)。了解、と承諾して別れた。
15時まで時間を潰すため、「ソフトメディア研究会」「マンガ研究会」「電子工学研究会」「総合工学研究会」「美術部」「射撃部」を渡り歩く(もしかしたら行ったけど忘れているものがあるかも←汗)。「電子工学研究会」以外はぴろしき氏のお気に召した模様。「総合工学研究会」で部員に質問しまくっていたのと、「マンガ研究会」で既刊されている全ての冊子(9冊プラス特製キャリングケースつき、しめて1000円)を大人買いしていたのは印象的だったなあ。私はといえば「ソフトメディア研究会」の“無料”クイズ大会で優勝する気満々だったり(3位入賞すらできなかった。参加賞うまい棒1本)、「射撃部」で満点出す気満々だったり*2。まあ、2人とも楽しめたようで、ヨカッタヨカッタ。――でも、私があちこち連れ回してしまった感は否めないよな……orz

○15時〜15時40分
ほぼ時間通りに茶道部の教室へ。丁度いい事に、茶道部の模擬店前で友人Aとばったり会う。着替えてから店に出るらしいので、我々お客の2人は先に入店する事にする。抹茶よりも先に茶菓子が運ばれてくるが、ぴろしき氏が私の茶菓子にはそれを食べるための楊枝がない事を指摘。まあ友人Aになんとかしてもらえばいいよ、と軽く流す私。続いて抹茶がテーブルに置かれるも、せっかく友人Aが茶道部に所属しているので“正しいお抹茶の戴き方”を指導してもらうために、雑談に花を咲かせながらしばし待機。この間、1度ぴろしき氏が楊枝の事を頼もうとスタッフを呼びとめようとするが悪意のない無視を食らう。
どれくらい待ったか正直覚えていないが、ようやっと友人A登場。“正しいお抹茶の戴き方”を言葉だけで実演してもらうも、和の心が足りないのか私はどうにも動作がおかしい。それを友人Aに指摘され、開き直る。
ここで、“正しいお抹茶の戴き方”実演の少し前から気になっていた店内の“2人の普通ではない客”について友人Aにアドバイス
「あれって師匠か何かじゃないの? うちらに構わずにあちらに挨拶してきたほうがよくね?」
1人は年の頃は50後半か60始めか。もはや黒髪よりも圧倒的に白髪が多くなった頭髪を頭の後ろで三つ編み(!)にまとめた男性(のちに友人Aに確認したところによるとOBだそうで。どんだけ昔のOBなんだYO!)。紺色の着流しらしき着物を着ていた。柔和な笑みを浮かべ、明らかに年下である現部員に対して偉ぶるような態度はまるでなく、あんな優しそうなオジサン(?)が茶道の稽古中に時には嵐のように怒り狂うところを想像するのは難しい。もう1人は片方の印象があまりにも強烈だったためまったくわからない。どんな人物だったかを思い出そうとしてもまるで霞がかかったかのようにかなり不明瞭。
友人Aがアヤシイ2人組に奪われている間に、友人Aが持ってきてくれた楊枝(なんでどこにでもある家庭用の楊枝なんだよ! しかも2本!)で茶菓子と格闘する。餅系の菓子だったため(この茶菓子を頼んだ事を心から後悔したよ!)、切るのに試行錯誤を繰り返して四苦八苦。楊枝を2本使っていた事で、ぴろしき氏から「手術だね」というありがたくない突っ込みを頂戴する。
「どんな味?」
血と汗と涙の味がしました……orz
その後、2人とも抹茶を飲み終わったのを確認してそそくさと店を出ようとするぴろしき氏に続いて店をあとにする。遅れてついてきた、とりあえずOBへの挨拶を済ませたらしい友人Aに見送られてすぐ近くの階段を昇る。5階にある「TRPG研究会」へ戻るためだ。

○15時40分〜17時40分
なんとなくもう少し見学しようか、みたいな流れになって、「天文研究部」「写真部」を回る。「天文研究部」のプラネタリウムに入れなかったのはもったいなかった。「写真部」では飛行機とネコと空の写真にそこはかとなく心乱される。やはり自分専用のカメラは欲しい。
そんなこんなで「TRPG研究会」へ舞い戻るも、我々2人がいた時以上に盛り上がっている店内(人数はそんなに変わっていない)。この時にようやくリプレイCDをゲットする。本当は体験TRPGがやりたかったが、残念な事に卓が埋まっているので、やたら元気な小学生3人とゲーム開始直前にギリギリセーフで入ってきたお兄さん(同い年にも年上にも見える)、合計6人で「モンスターメーカー」をプレイ。人数ゆえ途中で山札がなくなり、ジリ貧も最高潮ななかなか悲惨な争いになる。またもや勝てない我々。くっ、恨むぜ回廊カード!
さて、「モンスターメーカー」は無駄に元気な小学生に任せておいて、私とぴろしき氏とお兄さんはスタッフを1人迎えて「ブロックス」をプレイ。どういうわけか2連勝するぴろしき氏。をいをい、このゲームは苦手だって言ってなかったか!?
この頃そろそろ学園祭の閉幕時間(17時)が迫ってきていたので最後のひとゲームに突入。さすがに連続して2ゲームもこなしていると皆慣れたもので、すいすいゲームが進むわ進むわ。逆に自他共に長考する事も多くなるので、この時間を利用していかに相手の妨害をしつつ勝つかを考える。結局、上記の2ゲームとは少し戦法を変えて攻めた私が勝利を収める。最後に勝ててよかったよかった。
数分後、閉店が宣言され家路につく我々。廊下に出るともはや一般客の姿はなく、どこか空虚な無人のエレベーターに乗り込む。が、ここでどういうわけか私を先頭に乗っていたエレベーターを途中で降りるという実に笑える事態が発生。ぴろしき氏曰く「あまりに自然に降りるから、俺が間違ってるのかな〜、って思って引き止められなかったよ」との事。……どうも失礼いたしましたorz*3 改めてエレベーターを待つのも面倒なので階段で1階まで下り、正門を出る前に友人Aに電話。
『只今、電話に出る事ができませ……』
出ない。代わりにメールを残しておく。
駅がすぐそこなのであれこれ今日の話プラスその他を話しながら歩く。2人とも帰り方面がまるっきり逆なので改札をくぐったところで解散。今日は1日、どうもご苦労様でした。


○総論○
実は、学園祭に出かける前日に友人Aからパンフレットを受け取った。
……ナニコレ、どうしてこんなに小さいの? おまけにさすがデザイン系の学科も入っているだけあって外側も内側も相当凝っている。結構厚いし。内容も親切だし。むー、うちの大学のかさばる上に薄い学園祭パンフレットとは大違いだ。*4むう、これは手強そう(?)だな。きちんと時間一杯案内できるだろうか、と行く前から不安になる。
当日、いよいよ大学に到着。さ、さすが今全世界が注目しているロボット関係学科を扱う学校。パンフレットから受けた第一印象に違わず、もう何もかもうちの大学とは違う。*56階まである校舎があったり、“某福祉系大学”よりずっと使いやすいバリアフリーエレベーターがあったり。何このギャップ、と圧巻されまくりで、大学というよりは最先端の企業ビルか何かを歩いているような(というのは少し大げさか)気分になった。……あー、でも校内の全てのゴミ箱(小中学校にあるようなアルミ製の長方形ゴミ箱)の口がダンボールとガムテープで塞がれていたのはいただけなかった。確かに、開放していたらあちこちの廊下にゴミ山が連なって大変な事になっていたかもしれないが、校内では小さなゴミ1つ捨てるにしてもかなり苦労した。
色々な催し物*6を見学しながら、あー、こういう系は○○君が喜ぶだろうなー、という場面が多々あったので、次回(5月くらい?)の学園祭にはもっと友人を召集して出向くとしよう。
そういえば、千葉工大には小説系のサークルがなかった。少し意外かも。


まあ、そんなワケあり(笑)の1日だった。ぴろしき氏も友人Aもお疲れしゃん。

*1:勝手のわからない私はあろう事か美術部の模擬店の仕事中に電話していたのだ、酷っ!

*2:2回行う試射のうち、1回目でいきなり満点の10点を文字通り当てたのには本人もビックリ! まあ、結局50点満点中41点だったが。くそー。賞品としてよく駄菓子屋で売っている小さいヨーグルト1つ。ていうか、上位賞品がでっかいスロット台とかiPodnanoとかDSとかあり得ないよね!

*3:一体1日に何回ザセツしとるんだ。

*4:それもこれも全てうちの大学が三流だからダm(ry

*5:そもそも敷地の面積からして違うのだが。

*6:ほとんど展示・発表モノなのは私が貧乏だからだYO!