気をつけろ、お前の足許には影がある。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2001/03/01
- メディア: DVD
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前出の通り、PS2用ゲームソフト「Z.O.E」のOVA。時間軸的にはゲーム版「Z.O.E」の3〜4年前で、まだ国連地球軍・バフラム双方の主力兵器がLEVだった頃、そのためバフラムと国連地球軍の“軍事力”が拮抗していた頃のお話。まあ、なんというか……主人公ラダムを演ずる子安武人氏がここまで壊れたのを見るのは久しぶりだなあと。どうもムウ・ラ・フラガの影響が強くていけない。とはいえ、そのギャップのおかげでただ視聴するよりは楽しめたと思う。ヴァイオラかわいいよヴァイオラ(最近そんなんばっかだなお前!)。
なんだろうなぁ……人間ってのは唯一無二の力を手に入れるとどうして今までと同じ自分ではいられなくなってしまうんだろうか。ともすれば、マシンのパフォーマンスを自分の実力と勘違いして自己を見失い、人間の倫理を飛び越えて自分が一体何をしているのかさえわからなくなってしまうし。そういう意味で「イドロ」初乗機のヴァイオラが「イドロ」に拒絶された時にニヤリと笑ったラダムの横顔は本当に怖かった。
そうそう、可読性の関係であらすじには書かなかったけれど、ラダムにはドロレスというカノジョがいたりするのだけれど、その彼女がクライマックスでラダムの心の底にずっとくすぶっていたある思いに“最後の背中の一押し”をしてあげるのですよ……フフフ(謎)
それと、エンディングテーマがとても気に入った。CDほすぃー。
あ、ちなみに私は「Z.O.E」未プレイ、「Z.O.E」の続編である「ANUBIS」は弟がプレイしているのを断片的に見ていただけだー。