第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

時の流れに身をまかせ(追記予定)

週末21日はマイミク(マイフレ)のY2K氏と奥多摩へ。そして最後にCBRに乗ったのは7/17日、お茶屋氏訪問&バニービーチ遠征の時。さてガソリンがいくら残っているかわからん、という事でこの日は給油だけで終わりのはずだった。
のだが、「せっかく奥多摩行くのに、腕がサビついてたらヤだなぁ」とふと思い立ち、「燃料残によってはうぐいすでも流して、それから給油して帰ろう」とまわりくどく自分を騙してちょっと出かける事にした。走りたいなら走りたいって言えばいいのにね(爆


うぐいすラインへ行く時はいつもそうする様に、国16を南下。ついついいつものように走ろうとする自分に「おいおい久々なんだから」とブレーキをかける。実際すり抜けが少々怖いと感じたし、色々と不慣れな部分(後述)もあるので自分の身は自分で守ってやらないといけない。白馬の騎士にナンパされるのもゴメンだしねぇ(笑
浜野辺りで茂原街道に合流、裏道をちょいちょいと走って神崎交差点を右折すれば、そこはもううぐいすライン。今日は本当に流すつもりだから気楽に走ろう。と、その前に。

ここに来るまでにだいぶ日が傾いてきたのでサングラスを外す。フルフェイスにサングラスは今日が初めてだけれど……フルフェイスに眼鏡をかけている人ってきっとこんな感じなのね、と思った。とりあえず慣れない自分は長時間かけていると頭痛の元になりそうな気がする。
と、ふと道路から視線を外せば、

いかにも田舎っぽい(失礼!)バス停があった。うぐいすラインは幾度となく走っているけど今日が初めての発見。何か小屋らしき建物があるなあ、くらいの認識はあったけれど。
今日なんかは風が強いし、遮るものが少ないからここでバスを待つのは大変なんじゃないだろうか。もっとも、自宅近くのバス停は屋根しかないので、三方に壁があるだけこっちのほうがマシな気がする。真偽のほどは不明。
ちなみに切れちゃってるけど写真右端、下っていく柵の先には砂利道があってなんだかイイ匂いがした。たぶん行き着く先は人様の敷地な気がするけどね……。


房総へ走りに出る時、概ね行きも帰りもうぐいすラインを通る。なので道の構成やギャップの位置なんかも大体覚えているし、それこそその経験が日没後は役に立つ。や、もちろんだからってCBRが自分の手に余るほど飛ばしたりはしない。ただ、この道を(周りに迷惑をかけずに)自分の気持ちいいペースで走るのがどれだけ楽しいかを知ってしまっている分、ついつい走りに出る時のペースに合わせたくなる。
のだが、前記の通り流すのが目的な以上、そういう気持ちには蓋をすべきだろう。なので、車の後ろを黄昏の空を見上げながらのんびり走る。信号待ちでは前に出るが、青になっても後続の邪魔にならない程度の発進で。1度クラッチがうまく繋げずに空吹かししてしまった時はちょっと恥ずかしかったかな。
確か勝間の交差点だったか、ミラーに赤いツアラーと思しきバイクが映った、最初はNinja250かと思ったけど、バイクが大きく見えるし、だとしたらZZR系か……。そのわりにはウィンカーがカウル一体ではないような。SVかな、はたまた外車か。うーん……。
ライダーは中年男性で、両サイドのパニアケースがついていたからもしかしたらロンツーの帰りなのかもしれない。次の交差点で車列の前に出たらついて来たので「先に行きたそうだったら先に行かせよう。CBRの横をパスする時に車種がわかるかもしれないし」なんて考えていた。もちろんこっちは“流しているだけ”なので、あっちがすっ飛んでいってもついてはいかないがね。
信号が青に。後続が出る気配がないのでCBRを前に出す。赤いバイクも一定の距離を置いて後方に。しばしランデブーが続く。楽しい。
路面があれて狭っ苦しい区間ではちょっと離れるので、県内人ではないのかも、と思う。私の知る限り千葉の道は路面が荒れて狭い場所が多いので、そういう所を走り慣れていない=他県の人? となるわけだ。まあ、想像と言うより根拠のない想像、妄想に近い発想だけれども、景色を見ながらのんびり走っていればそういう所にも思考が流れていくのだ。いつもは……もっと別の事を考えているかな(何
うぐいすラインの後半は道幅が広く、どちらかというと高速コーナー系の道になる。そこのあるゴルフ場入り口の近く、道路が急カーブ警告のために赤く舗装されている下り坂でCBRの写真を撮ろうと思っていた。今回こうしてのんびり流しているのもそれが理由のひとつではある。
そうしていよいよその場にさしかかり、停車……しないで走りすぎる(笑
や、なんかもう少しいい場所が、という余計な考えと、せっかく気持ちよく走っているのに停まるなんて無粋極まりないだろう、という本能が私にブレーキを握らせなかったのだ。これからも恐らくこうしていい景色を撮り逃すんだろう。まあ、景色や名物よりは走っているのが好きだから、たぶんこの先一生改善されないと思うw


うぐいすライン終点のセブンイレブンで休憩を摂るのがリズムなので、今日もそこへ立ち寄った。とはいえこれ以上遠くへ行く気はないので、ここは本日の折り返し地点だ。

エンジンを切ってヘルメットを脱いでいると……ミラー越しに見えるんだな、さっきの赤いバイクのライダーがこっちをガン見しているのが。向こうは気がついていないと思われるのだが、こっちはなんだか無性に恥ずかしい。バイクが珍しいのか乗り手が珍しいのか……いずれにせよこういう事がある度に思うのが、女性ライダーがマイノリティでない時代がきますよーに、という事だ。それはそれで少し残念な気がしないでもないが――うむ、そんなのは心の贅肉(=余計な気持ち)だな、精進精進(?)。