XRオイル交換（33520km）

本来なら33059kmで交換しなければならないところ、気持ちや天候の問題で延び延びになっていた。さりとて、いつまでもこのままでいいわけがないのでにわか雨の予報が出ている中、覚悟（なんの？）を決めて夢店へ行ってきた。交換作業後は買い物を済ませようと考えていたので雨具の類は一切持っていかなかったのだが、結局降られる事はなかった。あまつさえ青空を拝む事もでき、僥倖である。
オイルはいつも通り純正ホンダG2。で、たかが交換時期を500kmくらいオーバーしたところでどうという事はないだろうと考えていたらとんでもない。最近エンジン音が大きいと感じませんでしたか、との質問にそんな事はないと首を振ると。なんと、通常の状態ではオイルフィラーキャップのオイルレベルゲージにオイルが着かないくらいエンジンオイルが減っていたらしい。オイル自体も汚れていたそうだ。音に関しては本人はまったく自覚がなかったのだが……や、ここのところのニュートラルの入りにくさは感じていたけれど、てっきりオイル交換時期だからなのと、雨が続いて長靴出勤が多かったせいだと……長靴だと若干シフトチェンジがしにくいのだ。
まあ、ともかく。原因は燃焼系駆動系諸々のエンジン周りの部品劣化。早い話が３万キロを超えてオイルを食うエンジンになったというわけだ。そんな状態でもそれほど苦もなく走ってしまうのはさすがHONDAというべきか……差し当たりオイル交換期間を3000kmから2000km単位に短縮してはとアドバイスされた。その通り実行しようと思う。
それと、前回の点検時に棚上げになっていたスパークプラグ交換も実施。や、何かのついでだと工賃がチャラになる場合があるのでね……。
さすが前回交換時期と言われていただけあって、下側の電極が上側の電極のアーチに向かって斜めに摩耗していた。焼け具合は問題なし。なるほど、最近エンジンの暖気状態に関わらず、時折アクセルオンで息継ぎするようなラグが起きていたのはもしやプラグのせいか。大いにあり得る……しばらく様子見してみて改善していたらつまりはそういう事なんだろう。
前回の定期点検で気になったブレーキの甘さはどうやら気のせい、というかどうやら慣れやなんかの問題だったらしい。現状に特に不満はない。にしても今回初めて露呈した「長く乗り続けている事による劣化」には、もうそんな事を気にしなければならない時期なのかあ、などと感慨に浸ってしまう。やはりいつかは乗り潰した上での乗り換えを考えなければならない時が来るのだろう。