第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

I have a question.

どーして大学の友人以外誰も私とTRPGで遊んでくれないんだろーか、という私にとってわりと深刻な問いに「やっぱり世界の情報化が進むにつれて人間関係が希薄になったせいだよね」なんていう思考停止した人間の脊髄反射みたいなラベリングをしたくなくてここ何日かとりとめもなく考えてみた。


私の経験上、一緒にTRPGをやろうというこちらの誘いを断る人間は主に次の2種類に分けられる。すなわち、

  1. 今回は参加できないと断る奴。
  2. 忙しい、興味がないと言って断る奴。

である。このうち「1」の「今回は参加できないと断る奴」については除外する。*1というわけで、問題なのは「2」の「忙しい、興味がないと言って断る奴」だが、ちなみに私は「忙しい」「興味がない」という物言いを正当な理由とは認めていない。この手の返答の仕方というのは今回の質問に限らず全ての質問の答えになってしまうので、したがって本人は答えているつもりでも実は何も答えていない。*2それに加えて「今日どこか遊びに行かないか」という好意からの質問に対して理由も言わずに「行かない」と突っぱねてるようなものなので、(この場合の)誘った側は非常に不愉快だし、誘われた側の常識を疑いたくなる。要するに何が言いたいのかというと断るならきちんと理由を言えよ、と。もっとも、人によっては理由を言えない事もあると思うのだけども、そういう場合は「ちょっと言えない」とか、もしくは抽象的にでもいいから自分の考えを伝える努力は必要だろう。*3
次に、まあ「興味がない」という奴はとりあえずその気が変わらない事には未来永劫参加する気はないのだろう、と推測できるけれども、「忙しい」と返してきた奴は一体どういうつもりなのか、という話だ。つまり、

  • 「忙しい」(けれども機会があれば参加する)
  • 「忙しい」(だからこの先も参加しない)

のどちらなのかという事だ。これは上記の話も関連して携帯電話の登場により色々と偽装が可能になってしまったために*4真偽の確認はかなり難しい。「どっちなの?」と返信したところで“忙しい”のだから返事なんてしてくれるはずもない(露骨に無視したりとか)。まあ、返事がない場合「ああ、やる気がないんだな」と強い否定的感情と共にそう解釈する事にしている。なぜかといえば、「返信しない」という行為そのものが「参加しない」という理由の発露であると考えるからだ。こう書くと私がひどく独善的と感じるかもしれないが、1つ言っておくと本当に忙しくて返信できない奴でも一生忙殺され続けるわけではあるまい(飲み会の連絡はきちんと回すだろう?)。よって、たとえ事後でもいいから自分は今後参加する気があるのかないのかきちんと表明すべきだろう。1度で言い切れないのなら分ければいいだけの話で、とにかく意思表示――自分は一体どうしたいのか――をはっきりさせろ、そういう事だ。


こんなに熱意をもってエントリを書いたのは久しぶりかも。そう思って推敲しながら読み返してみたら、実はその“熱意をもって”書いた文は冒頭に持ち出した疑問の解決になんら役立っていない事が明らかになった。とほほ……。まあ、前から言いたかった事を今回わりとまとめて書けただけでも良しとしよう。

*1:なぜならこういう断りかたをする奴らは予定と時間と資金の余裕があればきちんと遊んでくれるからだ。

*2:わかりやすい具体的な例を挙げるなら、「この本の一体どがつまらないの?」という問いに対して「面白くないから」と答えているようなものだ。そうじゃなくて、「文が読みにくい」とか「ストーリー展開が単調だ」とか「主人公に感情移入できない」とか、そういう個人のエピソードに根ざした回答をするべき。後述する。

*3:断る理由を他の人(色んな“他の人”がいるだろうが)に知られたくない場合は「誰にも言わないでくれ。実は……」と前置きすればいいだけの話だ。まあ、たとえばそれが一緒にセッションを行なうメンバーに関してだったり、誘った側の友人に起因する事だったりすると多少話すハードルは高くなるのかな、とは思うけれども、逆にきちんと話さないと、誘った側は「自分はこいつに信用されてないんだな」というネガティブフィードバックを受ける事になる。相互理解のための第一歩は話し合いだと思うんだけどなあ。

*4:つまりメールの場合なら“忙しい”にかこつけてわざとすぐには気づかなかったフリをするとか。もっとも携帯電話に限らず嘘をつく手段なんてごまんと存在するけど。