第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

踏ん張ろう

我が家の井戸水は違和感なく飲めるようになった。地震発生から2日……ラッキィな話である。ようやく綺麗なお風呂に入れる事について小一時間(ry
福島県民の友人からメールが来、それなりにうまくやっているようだ。まったく、余震の話とはいえこっちの心配をしている場合でもなかろうに(苦笑 実家が館山の友人からもメールが来た。実家は大丈夫だったんだろうか。
去年トライアル勉強会にて大変貴重な体験をさせていただいた、浜通り川内村福島原発の一連の事案により避難の対象になった。原発怖い――と言いたいところだが、ここで少し考えよう。
tuticaの某会員さんの受け売りだけれど、原発の「作業員の方々は命がけ」なのだ。予期せぬ出来事のために、次の瞬間には自分の命が消えてしまうかもしれないという想像を絶する恐怖や不安や可能性を常に孕みながらも事案の解決に全力を尽くしているのである。昨日はヒマを持て余した挙句、NHKを見ていて原発関連の最新情報が入ってくるたび震え上がっていたのだが、現場の方々の置かれた状況を考えると今日からはむしろエールを送らなければならないだろう。
エールといえば海外からも。「Pray for Japan(日本のために祈ろう)」「WE ARE WITH YOU(私達がついているよ)」……。各国の援助や海外著名人のチャリティー、募金など。大変にありがたい話である。私が住んでいるのは千葉の都会も都会なのでそろそろ平穏、かつ普段の生活を取り戻しつつあるようで(仕事に出ている父親談)、困っている人達のところに援助がうまく行き届きますようにと願うばかりだ。ま、とにかく涙が出た。


さて、tuticaのマイフレさんがこんなつぶやきをしていた――「日本人に生まれた事を誇りに思う」。
ご本人の真意はともかくとして上記の原発に関するつぶやきの時も思ったのだが、“そう、そうなんだよね”。
余震が怖いだの眠れないだのと漏らしながらも、「なんで日本に生まれたんだろう!」とか「こんな国出て行きたい!」なんて後悔したり苛立ったりした事は1度もなかった。それはきっと、私が心の底から“こんな困難に遭っても日本人でいたい、日本人で在りたい”と思っているからなんだろう。
で、日本人で在り続けるからには、地震は生涯の隣人の1人になるわけで、そういう事なら――もちろん私より酷い目に遭っている方々がいる以上一概には言えないのだけれど――隣人とうまく折り合っていかねばなるまい、と考えるわけだ。どう折り合っていくかは……残念ながらまだ答えは出ていない。あちこちの惨状をこうもまざまざと見せつけられると……時間が必要だ、いつか何かを悟れるといいのだけれど。


以上、主に自分に対する叱咤激励。今回のような出来事、ないに越した事はないけれど、私の人生において大切な事柄に気づかせてくれたと思う。
明日から仕事が始まる。仕事どころではない人達の代わりに頑張ろうか。