第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

空が白いなあ……

また曇ってる。たまには雲ひとつない青空の下で「合格おめでとう」と言われたいものだ。そしてなんだかそわそわしていたせいか、集合時間よりもだいぶ早く教習所に着てしまったよ。おかしいな、もっと時間がかかるはずだったのに。どうして今日はこんなに道路が空いているんだ!(謎)
さすが土曜日とあって受験生が多い。多いので「コース内ではくれぐれもお互いに譲り合う心を忘れないで下さい」と検定員から指示を受けた。まあ、同じ失敗でも他人のせいで起こった失敗に腹を立てるのは仕方ないよなあ。ましてや一応卒業がかかったテストなわけで、ここで人の邪魔をするという事はその人の教習プランを狂わす事にもなる。で、その狂った教習プランのツケがどこに大ダメージを与えるかというと……ううん、言うまい言うまい。


○1145時、卒検開始!
この一時停止のある交差点を右折して、あとは外周回れば終了、というところでやっちまいました! やはり普段やり慣れていない事はすべきではなかったのです。一時停止で停車して安全確認、そしてもう少し前に出てさらに安全確認しようとしたら*1エンスト! で、そのままバランスを崩して転倒!*2 はい卒検終了! 俗に言う“一発試験中止”というやつで、まあ仕方がない。ここはすぐ気持ちを切り替えて「次頑張ろう」と思う事にした。*3しかしまあ、担当検定員の「他がよかっただけに本当に惜しい!」という言葉にはもう「あはははー」と苦笑するしかない。やばい、父親や友人に笑いの種を提供してしまったぜ。
自分の検定が始まる前に掃除のおばちゃんや同じく今日卒検受ける女性の教習生から「頑張ってね」とか「緊張しないでお互い頑張りましょうねー」とか声をかけられていただけにさすがに少し恥ずかしい。「大型は難しいですもんね」なんて言われた日にゃあ、思わず「そんなに気をつかってくれなくても〜(苦笑)」なんて返したくなったりして。やっぱり見られてたんかなぁ〜|||orz*4
気を取り直し、ささっと補習教習の予約と教習料金の入金をして、さあお昼ご飯だ。コンビニが近くにある教習所ってのは便利でいい。補習教習は今日の14時からだから2時間近く間がある。*5それなりにやる事はあるなあ。


○1400時
でもいきなり14時より前の出来事で始まるのは仕様です(何)
その時私は教習開始20分前だからと配車券を取りに行ったのですよ。そしたら偶然今日の卒検で別の検定車に乗っていた指導員に会った*6のだけど、なんか非常に意外そうに「どうしたの〜!?」なんて言われてしまって思わず苦笑。ああ、やっぱり見られてたんだなと(笑) この人、教習時間以外にも私が一番話している指導員でしかも天然で、*7普通に会話しているだけでもかなり面白いんだけど、そんなわけで落ちた本人よりもよっぽど残念そうでがっかりしている様子。つい「なんで落ちた本人よりもAさん(仮名)ががっかりしてるんですか(苦笑)」とツッコんでしまったくらいだ。以下はその言葉に続く一連の会話。


Aさん「え〜、だってぇ〜、またお金がかかっちゃったね」
私「え、でもお金払っても得るものがあるからいいんですよ。ただ払っているわけじゃありませんし」*8
Aさん「でもぉ〜、大変じゃないの?」
私「いいんですって。無駄遣いしてるわけじゃないんですから」


えーと、このあとどういうやり取りがあったかは忘れたけど、私が場を和ませようと冗談を言ってAさんがそれに冗談とツッコミで返して終わりになったんだっけ。ま、配車券を受け取った私がなんで思わずガッツポーズ代わりの指鳴らしをしたかと言えば、予感があったとはいえ補習教習の担当指導員がAさんだったからなのだけど(笑) なんかまた面白い話(笑っちゃう話)が聞けるかもしれないなあ。
特にやらなければならない課題があるわけでもないので、全検定コースを走る。四輪車が少ないおかげでスイスイ進めたので時間内に全コースを走り終える事ができた。よしよし。ある時坂道の先で前方のバイクに道を譲っていたら、その“前から”来た明らかにバイクに乗る事自体が初めてと思しき女の子が傍の道で派手に転んだ時は本当にどうしようかと思ったけど、*9混乱を避けるためAさんに「行きます」と告げてバイクを発進させた。彼女はかなり痛そうな転び方をしていたけれど、大丈夫だっただろうか。
……どうやら私、右折する時に右足が少し外側に開く癖があるらしく今日の卒検で失敗したのも「それが原因かもね」とAさんに言われた。うあ、自分じゃ全然気がつかなかった。こういう、普段バイクに乗り慣れているがゆえのヘンな癖を指摘してもらえるのも教習所のいいところだよね。
残った時間は課題をやって終了。なんかあんまり話せなかったな……いや、ああは言ったもののやっぱり私がヘコんでいると思って気を使ってくれたのかもしれないなあ。私は場が盛り上がるなら今日の失敗が冗談に上ってもいいや、くらいに考えていたのに(笑)
「今度こそ受かるぞ!」と心の中で念じて次の水曜日の卒検の申し込みと検定料の払い込みをして帰途につく。思ったほど父親に笑い話にされなかったのはいい事だ。

*1:確かに見通しはそこそこよくないけど普段はここまでやらない。教える指導員によっても差があるし(といっても教科書的にはやるべきなのだろうが)、検定的にもやらなくてもOKのようだ。やっぱりムダにカッコつけようなどと思ったりしてはいけない、はっはっは〜。

*2:今日は運悪く転倒した。一応自分の名誉のために言っておくと、たとえエンストしたとしても転倒する事のほうが最近は少ない。

*3:実際そんなに悔しかったわけでもない。

*4:事実かどうかは不明だけど。

*5:補足すると検定が始まったのは1145時だけれども、私が乗車したのは4人グループの3番手なので正午はすぎていたと思う。

*6:向こうが私を見つけて声をかけてきた。

*7:Aさん自身は「天然じゃないよ〜(困)」なんて言っているがそんな事は断じてないと思う。

*8:バイクに乗るだけでも楽しいし勉強になるから、くらいの意。

*9:その人の指導員がすぐには駆けつけられる状態じゃなかったから私が助けるべきか、それとも「もしかしたらAさんが彼女に手を貸すかもしれない」としばし逡巡したため。