第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

奴は大変なプレゼントを置いていきました

午前6時、どうせ電話してくるなら朝だろうという緊張からあまり深く眠れず目が覚める。うとうと寝たり起きたりを繰り返す。電話が来たのは午前8時を回ってからだった。1度では出られず、しかしすぐに折り返したのに出ないとはなんなんだ。少し間を置いてようやく繋がったので「やっぱりきついです」と泣き言を言っておく。病院に行ったらまた電話して欲しいと言われ、それでも決心がつかずに2時間ほどを布団の中ですごし、ようやく家を出たのは11時前だった。出発前に検温。37.2度。
問診票におととい38.8度の熱が出たと書いたら一般の待合室から個室に隔離されてしまった。まあ季節的にインフルエンザを疑うよなと思いつつ順番が回ってくるまで『グリズリー』を読んで時間を潰す。このクリニックは私が把握した限りパーテーションの材質に近い壁で区切られているため医者と看護師の声がよく聞こえる。忙しそうだ、次から次へと患者が呼ばれる。年末だもんな。
診察を受け、その後検体を取る例の綿棒を鼻に突っ込まれる。結果は陰性。インフルエンザではないらしい。なんだつまらんという気持ちと助かったという安心感が相半ばする。帰宅後職場に連絡を入れるとひとまず良かったと共感される一方、なんとか今日出られないかと要請を受ける。人がいないのもわかっているし、要請を躱しきるのも面倒かつ自信もなかったので結局出勤する事になった。電話を切ったあと後悔した。
いつもより早めに家を出て、当日欠勤したおとといのお詫びの印としてお菓子を買って持っていった。出ると言った以上は辛い素振りは見せられないので定時まで踏ん張って帰宅した。明日も仕事。よくよく考えれば朝6時に起きてから日付が変わるまで起きている。つまり普段より寝不足な上に活動時間が長い。病中の体に何をさせてくれるんだ。
病院で薬を処方された。最高で1回に5種類飲まなければならない。治療薬ではなく緩和薬なのでしばらく病弱薄幸ごっこができるぞ。