傷心被膜

重い腰を上げて宣言通り夢店へ行ってきた。いやあ眠い眠い……翌日が早出にも関わらず当日は用事はたんまり、なおかつ自分の時間はしっかり取りたいとなればこれはもう睡眠時間を削るしかない。さっさと済ませて自宅に引き篭もろう……逆に言えば室内で済む用事が大半だという事だ。あばばばば。
とまあ常日頃お世話になっている恩もあり、剣呑にならないよう細心の注意を払ってこちらの主張を伝えた。返答としては「うちの過失ではないです」。要約すればそういう事だった。曰く「車検から上がってきた時に私（ちょうどその時の担当者がいた）も確認しましたが、この傷はなかったです」との事。まあ常識的に考えればそうなのだけど、やはりどこか納得できない気持ちもある。保管していた４ヶ月の間にうちのガレージで一体何があったんだ。真相は藪の中か……。
とはいえそういつまでも引き摺られているわけにはいかないので試しにこの傷をどうすればいいかと相談してみると、削れているのはステッカー部分だけなので自前の塗料で目立たなくはできそうだという返事が返る。それならばと厚意に甘える事にした。

術後。かなり見れる状態になった。
晴れて３メートル以内に近寄ってはいけない仕様になった我が愛機。レバーホルダーの位置も直してくれ、お店側は精一杯やってくれたと思うのだが、しかしまあ痛々しいな。いつか笑って話せる日が来るだろうか、来るといいなあ。
あ、来月点検だ。時間と用事が許せばちょこちょこ乗っておくか……梅雨入りまでもうそんなに間もないだろうしねえ。