第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

物書き本庁(の街)へ行く

数日前についったーより入電。なんと警視庁前でパトイレバーがデッキアップされるという事で、それなら以前から警視庁へ行ってみたいと思っていた事だしと本日出かけてきた。そう考えたらついでに神保町にも行ってみたくなったのでルートに組み込む。元々この日はもっと大事な用事があったのだけども色々と成り行きでどうでもよくなっちゃったのですっぱり忘れる事にした。さようならー。
とか言いつつまずは銀座のホコテンを初満喫する。

うわあ、本当に鉄の乗り物が一切走っていない。人の話し声しか聞こえてこないからすんごく静か。何やら小中学校のグラウンドみたいだ。

東京の地理はさっぱりなのでどこをどう通ったかは正直よく覚えていない。なのでいつの間にか皇居の周りを走る内堀通りに乗る。それにしても都道が200号を超えるって、東京って名のつく道路がいっぱいあるんだな、びっくりだ。千葉の県道ってば100号代だぞw
カラッとした暑さとはいえ日差しのきつい中日比谷公園の脇の歩道を歩き詰める。つーかなぜ園内を通らなかったし。園内に本当にレストランがあるのか、あるならどんなレストランなのか確認するチャンスだったのに!
もちろんこの時はそんな後悔をするはめになるとは微塵も思わず、

ついに警視庁到着。警察小説好きの聖地!

このアングル、ドラマとかニュースでよくあるよねえ(笑 別に警視庁至上主義というわけではないけれど、こうやって目前でまじまじと見るのは初めてだから本当に興奮する。うほほほ。
しかーし、もうどっちが肝心なのかわからなくなってしまったが、肝心のパトレイバーデッキアップは既に終了していた!orz この時の時刻、午後2時少々。つまりは午前中のイベントだったという事か……惜しい事をしてしまった。次はいつ本庁前に来るかわからないというのに。ちなみに私自身はそれほどパトレイバーファンというわけではない。警視庁所属のロボットが警視庁前に立ったらそれはシチュエーションとして面白いじゃないか(何
さて、第一の目的は果たした次は神保町へ向かうのだ。正門前で歩哨に就くお巡りさんに神田方面への近道を訊くと

こちらが早道ですよという事で皇居へ進入する。へー、ここが300年くらい前に井伊直弼が斬り殺された現場かあ。桜田門から卯月薫がお送りしました。
皇居といえば小さい頃お堀をボートで流した事があるけれど、大人になってからは初めてなわけで。

ここが一番人が多くて一番警備が厳重だったから、たぶん御所への入口になるのかな。
にしても遮るものが皆無のためひたすら暑い。

周りには丸の内のビル群。見方によってはどこか外国のビジネス街にも見える。そういえば以前丸の内に建設中のビルの高さを巡って裁判になった事があったな。手前の灰色の部分は砂利なのだけど、真夏の最中に玉音放送を聴いてこの場に跪いた人々はそれはそれは暑かったんじゃなかろうか。

右手、緑に隠れた背の低い建物は首相官邸……かな? 自信はない。

宮内庁。初めて見たけれど印象としては青瓦台ペンタゴンのようだ。っか青瓦台は戦中に日本が作った総督府だった。皇宮警察の姿は見えず、残念。

振り返ると警視庁本部庁舎とその奥、警察庁が入る警察総合庁舎。あそこが日本の司法組織の中枢だ。地図の通り、本当に皇居の目の前にあるのだなあ。
お堀の周りを歩いているとわりと生き物に遭遇する。亀とか鯉とか。すると遠景に何やら大きな鳥を発見。

デジカメのズームで撮影。人との対比で大きさがわかると思うけれども、その正体は白鳥だろうか。都会のど真ん中にもいるんだねえ。
生き物だけじゃなく変な建物にも遭遇。

突如登場した巨大なペッパーミル
竹橋だったかな、ようやく皇居から離れる。ちょうど陽の高い時間帯に動いたからここらで休憩にしよう。
高速道路の高架下、ちょっとした広場で足を休める。日陰は風が心地よい……持参したグミで糖分補給をするも水分の類はまったく携行していない。まあ仕方がない。

誰だ、川を我が物顔で傘立ての代わりにしているのは(何
そしてようやく神保町へ辿り着く。都合2時間は歩いたかな。しかしここからのオペレーションは楽勝だ。1件目は空振ったが

夏の雷音

夏の雷音

2件目、思いがけず入った神保町本店の三省堂書店で無事ブツを購入。元々それほど買う気のなかった一冊だったのだが、購入を決めたその理由は後述。
これで今日の用事は全て終了。あとは脇目も振らず千葉へ帰るだけだ。

路地裏で小休止後、やたと大学が密集している通りを歩く。

途中見かけた「聖なんとか堂」とやら。あー大学生に戻りたいなあ!(マテ
そんなこんな手に入れた堂場瞬一『夏の雷音』。なんでわざわざ物語の舞台である神保町まで足を運んだのかというと

小説内に登場する飲食店をガイドする右の「神保町マップ」が欲しかったから。地域限定ではなかったような気がするけれど数量限定ではあるので(書店以外にも置いてあるという話だった)ご当地である本の街神保町なら在庫があるだろうと遠出を決めた次第なのだな。ちなみに小説の記述通り本当に「駿河台交差点」を境に街の顔が変わっていて驚いた。や、まだ立ち読み程度の知識ではあるけれども。差し当たり神保町のソウルフードらしい「キッチン南海のカツカレー」は機会があれば食べてみたい。恐らく今日は前を素通りしたと思う。
余談だがスカイツリーを見た我が父、「なんだっけ、むさしタワー!」
――むさしってなんだ。というかどこをどう押したらそんな発想が出てくるんだ。
End