第309飛行隊 C格納庫

卯月薫(うづき・かおる) アマチュア小説書き&ゲーム実況(はてなプロフに各URLあり〼)。マンガ、アニメ、映画、小説、ミリタリー、警察、TRPG、猫、ゲームなど。たまに自炊画像。  ※注意※  不適切なコメントは予告なしに削除する場合がありますのでご了承下さい。リアルの常識などは言うに及ばず、ネチケットもしっかり守りましょうw since 2005.12.22 当ブログはAmazonアフィリエイトを利用しています。

ミステリー人物空間に迷い込んだ

近所のドラックストアでの駐輪場での出来事だ。右斜め後方で自転車に荷物を積んでいた70後半〜80歳くらいのおばあちゃんが不意に話かけてきた。
「すみません、これで何ccくらいなんですか?」
「230ccですよ」
「まあ大きいのねえ」
「そんな事ないですよ。車体が白だからそう見えるかもしれないですけど」
「いや華奢だから原付かと思っちゃって
「(原付?)原付じゃないですよ(笑」
「暴走族に入りたいってバカがいるんだけど」
「(!?)」
おばあちゃん笑顔で続ける。
「それがこの前原付で憧れてる暴走族と一緒に走ったんですって! ……違うわね、あとを追いかけたんですって!」
「へえそうなんですか」
唐突に話題が変わった事に対する動揺を抑え込んで頷く私。なぜかおばあちゃんは楽しそうだ。
「そうしたらエンジンが壊れてバイクが止まっちゃって火が出たらしいのよ! バカよねえ」
「あらら大変じゃないですか」
「それ以来バイクを見ると何ccか気になっちゃって、あひゃひゃひゃひゃ!」
おばあちゃんは自転車を押して踵を返す。私がお気を付けて、と声をかけると「そういうバカがいるのよ、あひゃひゃひゃひゃ!」と言い残して去っていった。
……ナンシーかと思ったら謎の話し好きおばあちゃんだったようだ。っていうかおばあちゃん、色々な意味でそのバカ氏が暴走族に入るのを止めるべきでは。笑ってる場合じゃないよwww