「��(￣□￣；)!!」なツーリング
５月並みの陽気だった本日、「昨日出かけられなかった分、今日は久々にライディングの練習がてらひとりでバイクに乗るべ〜」とか思っていたオイラ。が、「じゃあそろそろ出かけような」と準備を始めようとした矢先、当然のように父親が現れ「さあバイク乗るぞ！」と。……もうね、何も言う事はない(苦笑)
家を出発して一路穴川インター近くのスポーツセンター（正式名称忘れちった。天台スポーツセンターだっけ？）へ。父曰く「お前のコーナーの曲がり方はおかしい」との事で、敷地内でちょいちょいと練習する事に。しかし今日は何やら大会か試合があるらしく駐車場はおろか敷地内の道路も駐車車両がいっぱい。そんな状況でコーナリングの練習ができるわけもなく（多少はできたけど）早々に撤退。んで、せっかく16号に合流するのだからと次の目的地を我が母校（大学）に定め、２人は出発した。
やっぱり自動二輪は早いな〜。原付で片道40分の道も自動二輪なら30分程度で着いてしまう。いや、もしかしたら30分を切っていたかもしれない。とにかく学校に到着し、大学近くのセブンで休憩、部室にほんの少しだけ顔を出した。
「そういえば燃料はまだ残ってる？」部室から帰ってきた私に父がそう問う。
「ん、まだ充分にある」
「じゃあ高速乗ろうか。高速教習だ！」
「え、お金あるの？」
それはやめようよ〜。そういう思いをこめて訊いた私だったが、父はポケットから二千円を出し、
「これで足りると思うから。足りなかったらまた渡す」
……こ、これはマジな話なんだな。諦めてオイラは父のあとについて行く……。
――これが悪夢の始まりとも知らずに。
えーと、ルートは松ヶ丘インター〜潮来インター。高速に乗った当初、私は「せいぜい行っても穴川か千葉北か佐倉辺りだろう」踏んでいたのだけど、酒々井SAに休憩で寄った際、父の「どうせなら端っこまで行ってみよう」のひと言で東関道の北の端まで行く事になってしまったのだった。酒々井SAでは写真も撮影したが、顔が出てしまっているのでNG。見たい人は卯月のケータイまで連絡を。
さて、久しぶりに長い旅をしたので書く事はたくさんあるのだが、きちんとした文章に直すと大変なので（事実、今その疲労でとても眠い！）箇条書きに。
- 自分で運転して高速に乗るなんて２年ぶりくらいで、しかもバイクでは史上初だったけれど、意外にもそんなに怖いとは思わなかった。本線に合流する際も加速車線できちんと加速できたし。
- 貝塚トンネルを過ぎた辺りでふとスピードメーターを見ると、なんと０km/h！ どうやら前に父親がハンドル周りのコードの位置を変えた時に留めたアクセルワイヤーの留め金が緩んでしまったらしい（もしかしたらタイヤ側のアクセルワイヤーに問題があるのかもしれないが）。これはこのツーリング中ついに直る事はなかったorz 仕方がないのでタコメーターと体感で大体の走行速度を予想した。正確かどうかは定かではないが。高速って法定速度以下でも違反になるから面倒だよな〜。明日バイク屋に相談に行こう。
- ジャンクションのカーブは楽しいけれども怖いなあ。これ、ちょっとでもバランスを崩したら向こうのほうへ「アッー！」だ。
- 酒々井SAの減速車線を走っていると駐車場じゃない場所で休憩している覆面（覆面パトカー）を発見！ 早くどこかへ行って欲しい。
- 酒々井SAにて。スピードメーターの故障、覆面発見、駐輪場への道間違えた！ で色々と混乱していた私は危うく駐車車両にぶつかりそうに！ あれは本当に危なかったな……。
- 酒々井SAにて。駐輪場でくつろいでいたらしばらくして隣に停まったZZR1200のお兄ちゃんが一生懸命愛車を磨いていた。……これからも休憩地点に立ち寄る度に同じ事をするのだろうか。
- つ、強い！ 風が強い！ ヘタにスピードを出すとバイクから引っぺがされそうになる。私は体験した事ないけれど、スーパースポーツのフロントカウルは飾りじゃないんだって事が身に染みてわかった。
- あっ、今前方から黄色い紙切れが……。それは父親の通行券（高速入る時にもらえるやつね）だった。これが元で潮来の料金所で一悶着が。まあ、どうすればいいか事前にブログサーフィンで知っていたので無事お金も払えたし外にも出られた。もっと感謝して欲しいものだ！
- 潮来の一般道でＵターンして再び高速へ。恐らくこの時既に１６４０時をすぎていたと思う。風が冷たくなってきた。父親が「高速道路はバイクには走る処刑台」などと言っていたが、うまいたとえだと思う。
- 佐原PAで利根川と利根川にかかる橋を望む。千葉県と茨城県の北の境目だ。視界が開けているので景色が素晴らしくいい。
- 大栄SA（たいえい。だいえいではない。）でかきあげ玉子うどんを食らう。コシのあるうどんでなかなかうまい。オススメ。
- さすがに上り方面、加えて時刻は１７３０時をすぎているとあって道路が混んできた。行き以上に緊張しながらバイクを走らせる。成田空港のシャトルバスや観光バスが多い（何十台といるわけじゃないが）。
- 千葉北インターの出口でモタモタ。料金所手前でお金と通行券を出す事ができたのはいいが、お釣りを上着のポケットに入れられない。ポケットのチャックが開けられない……！
- なんとか料金所を出て、近くの路側帯で先程外した手袋（外さないとお金が出せないYO！）とはめて、ズボンのポケットに突っ込んだお釣りを上着のポケットに詰め替えようとしたら痛恨の立ちゴケ！ しかしガードレールに助けられたらしく目立った傷はない（ガソリンが零れはしたけど）。明日確認すると何か出てきそうだな……。
- 父曰く「お前は“一緒にツーリングしずらい奴”だ」らしい。うん、まあ確かに思い当たるフシはあるけれど、ヘソを曲げさせてもらえば、私、“ツーリングの仕方”なんて誰にも習ってないんですけど!? 知らない事をいきなりやれと言われても困る！
- 帰宅してしばらくはなんともなかったんだけど、時間が経つほどに体の節々が痛くなってくる……。主に下半身のダメージがひどい。意識せずにニーグリップができるようになったのはいいけれど、色々とムリがかかってるなあ。――腰が、股関節が、足首が、腿が、膝が、首が！
- 正直、明日も晴れで暖かいけれど、バイクでどこかに出かけるのは勘弁して欲しい……。
- なんだかんだ言っても覚えているもので、高速道路でも一般道でもポイントポイントで今まで通った全教習所での指導員の言葉が私を助けてくれた。どうもありがとうございます……m(_ _)m
そういえば「首都高を通らずに福島に行くんだったらどのルートがいいかな？」と父に訊いたら、「柏から常磐道に乗ればいいんじゃない？」と助言をいただいた。……って、一緒に行くかもしれない奴らは誰もここを見てない！
